広島・野村 5勝目!途中降板には悔しさも…大瀬良手術「引っ張っていきたい」
「広島9-2中日」(16日、マツダスタジアム)
六回表が終わると、広島・野村はベンチを飛び出して2番手・菊池保を出迎えた。ピンチを招いて降板した悔しさは、勝利のバトンをつないでくれた仲間の奮闘で少し和らいだ。5回2/3を8安打2失点。今季5勝目にも「何とか六回を投げ切りたかった」と途中降板に唇をかんだ。
三者凡退が一度もなく、苦しみながらも、五回まで相手のスコアボードに「0」を並べた。六回に連打からピンチを背負い、2点を失ったところで交代。それでも中継ぎ陣と活発な打線にも支えられ、自身3連勝だ。
この日はエース・大瀬良が右肘を手術したことが発表された。「何とか引っ張っていきたい」。先発陣をけん引することに意気込んだ背番号19が、チームを押し上げていく。