広島・高橋樹「粘り強く」2回無失点 投直をミラクルキャッチも

6回表から登板し、2イニングを無失点に抑えた広島・高橋樹=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-DeNA」(5日、マツダスタジアム)

 この日1軍に再昇格した広島・高橋樹が六回から3番手で登板して、2イニングを無失点に封じた。

 1軍マウンドは8月7日の阪神戦以来、約1カ月ぶり。六回は2死一、三塁のピンチを招いたが、宮崎を144キロ直球で押し込んで力のない遊ゴロに仕留め「先頭に初球から打たれてしまったんですけど、粘り強く投げられた」と振り返った。

 七回は先頭・戸柱の強い打球に対して好反応で投直に。体をひねりながらグラブを出しての好捕に「たまたまです」。打たれた2安打は梶谷、佐野といずれも左打者で「やっぱり左打者を抑えることは大事。色んな球種を使って抑えていけたら」と意気込んだ。

 チームは2戦続けて2桁失点。中継ぎ陣の失点が目立つ中、2回2安打無失点の左腕が存在感を示した。

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