広島・森下がプロ最短3回KO、被安打8で5失点

DeNA打線を相手に力投する先発の広島・森下=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
 3回、無死満塁のピンチを迎えた森下(右)と坂倉の広島バッテリー=マツダ
3回表、5点を失い宙を見つめる広島・森下=マツダスタジアム(撮影・立川洋一郎)
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 「広島-DeNA」(4日、マツダスタジアム)

 先発した広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22)=明大=がプロ入り最短の3回でKOされ、早々とマウンドを降りた。3回8安打4三振、5失点(自責点3)という内容だった。

 初回、二回を無失点に封じていた右腕は、0-0の三回に突如乱れた。先頭の倉本に8球目を中前に運ばれ、3連打で無死満塁のピンチ。ここで3番・ソトにはフルカウントからの6球目151キロ直球を捉えられ、右中間へ走者一掃の3点適時二塁打を浴びた。

 森下は2死までこぎつけたが、味方の拙守が露呈する。6番・柴田の一、二塁間への打球に二塁・菊池涼が何とか追いつき一塁に送球したが一塁・松山がグラブに当てながら捕球できず(記録は内野安打と一塁の失策)。4点目を献上すると、続く嶺井にも適時二塁打を打たれて打者9人に6安打を集められ5点を失った。

 三回だけで45球を費やし、苦心の投球だった森下は三回の攻撃で打順が巡ってきたところで代打を送られた。先発としての役割を果たせず、悔いの残るマウンドとなった。

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