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広島が浮上するには救援陣の整備がカギ 守り勝つ野球を 連戦を前に北別府氏が語る

 広島は先週、DeNA、阪神にいずれも1勝2敗と負け越し、再び借金が「6」となった。シーズンの半分を終え、24勝30敗6分けと期待外れに終わっている。9月は1日から13連戦、1日の休みを挟んで9連戦と連戦が続く。浮上のきっかけをつかむのか、それとも…。大型連戦を前にデイリースポーツウェブ評論家の北別府学氏は、救援陣の整備が浮上のカギを握ると指摘した。

 先週の戦いで北別府氏は先発投手について「大瀬良は別にして森下、遠藤、野村はゲームをしっかり作っている。K・ジョンソンも勝っていないが、球のキレは戻ってきた」と評価した。ただ「六、七回で代えていることを考えると、中継ぎ陣が毎日登板することになる」とリリーフ陣への負担を気にかけた。

 現状では「勝ちパターンで左は塹江がいるが、右の中継ぎで安定した投球ができる投手がもう少し欲しいところ。3連覇したときは誰を出しても使えるという状況だったが、今はその日の調子をみながら起用するようになっている」と安定した右投手のセットアッパー出現を願った。

 候補としては薮田、ケムナ、島内そして菊池保らの名前を挙げた。ただ「前回良かったからと次に確実に使えるかといえばそうではない。簡単に四球を出す。しかもベース上で低めを狙って打者が振ってくれずにボールになるなら分かるが、ベースの上に行かないんだから打者も振るはずがない」と制球難を指摘した。

 この右投手のセットアッパー候補がしっかりしないと守護神・フランスアへの負担も大きくなる。「大きくリードしているときに走者を出してフランスアをつぎ込むこともあった。これが誤算。フランスアも連投すれば疲れが出てくる。その為調子も下降気味になって来ている」と阪神戦で救援に失敗した守護神をかばった。

 リーグ2位の打率を誇る打線も効率よく得点しているとはいえない。ただ今季は完封負けが一度もない。北別府氏は「打線が3点しか取れないなら投手陣が2点で抑えれば勝てる。投手陣が自覚して相手より1点少なく抑えればいい。守り勝つ野球をするしかいない」と投手陣の奮起を願った。

 今季はコロナ禍で特別なシーズンとなっている。1日から始まる13連戦もコロナ禍の影響だ。「CSがないという異例の事態なのだから1位にならなければならない。集中力やコンディション作りも難しいと思うが、それはどのチームも同じ。巨人が突っ走りすぎだが、プロなんだから結果を出してファンの方を楽しませなければという気持ちを忘れないでほしい。こんな異常事態の時こそ、野球で世の中の苦しむ方々を少しでも楽しませて欲しい」と後半戦での巻き返しに期待した。

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