広島、10得点で巨人に大勝 大瀬良が8回2失点で5勝目

 4回、2ランを放って生還し広島・鈴木誠(左)とヒップタッチをする広島・堂林(撮影・立川洋一郎)
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 「広島10-4巨人」(22日、マツダスタジアム)

 広島が今季6度目の2桁得点で巨人に連勝。4カードぶりの勝ち越しを決めた。

 1-1の三回、制球が安定しない巨人・先発の畠を攻め立てた。先頭の大瀬良、長野が連続四球。続く菊池涼が犠打を決め、1死二、三塁にすると西川も四球。満塁になると鈴木誠が四球を選んで押し出し。無安打で1点を奪い、逆転した。

 投手が田中豊に交代。ここから広島打線が火を噴いた。続く堂林がスライダーをうまく運び、右前2点適時打を放った。「大地にいい援護ができて良かったです」と話した。勢いのままにピレラにも二塁への適時打、続く会沢にも中越え適時打が生まれた。打者一巡し、1死満塁から大瀬良の一ゴロでさらにもう1点追加。3安打6四球で大量リードを奪った。

 続く四回には1死一塁から堂林が、3番手・大江の135キロ直球をバックスクリーンに運ぶ11号2ランを放った。さらに2死後、会沢が134キロ直球を右翼席に運ぶ4号ソロを放ち、前半で早々と試合を決めた。

 大量点にも守られ、今季巨人戦初登板となったエースの大瀬良は8回を5安打5三振2失点と好投。8月8日以来となる、チームトップに並ぶ5勝目を挙げた。

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