「絶対に受け止める!」。ワンバウンド送球に体を張って捕球を試みる広島の捕手・坂倉。日々の練習では、コーチが手前で弾ませたボールに対し、機敏な反応で体を上下左右に動かして“鉄壁の壁”を作っている。
地道な努力で流した汗が好プレーを生み出す原動力となる。6月25日の巨人戦(東京ドーム)では今季初先発を果たした。プロ4年目。守備も打撃も日進月歩で上達しており、今季はさらに出場機会は増えるだろう。
レベルアップを目指すからこそ、不断の努力を惜しまない。継続することの大切さを感じさせるシーンは、今日もグラウンドで繰り返されている。(写真と文・立川洋一郎)