広島の勝利の方程式が機能 菊池保-フランスア-スコットで締めくくる
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「練習試合、ソフトバンク4-5広島」(13日、ペイペイドーム)
広島は逆転で白星をもぎとった。5-4の七回からは「勝利の方程式」メンバーが試合を締めた。
七回を任された菊池保は、丁寧に低めを突き3人斬りの無失点。セットアッパーのフランスアは、2死三塁をしのいで八回を終えた。開幕守護神を担うスコットは、自らの悪送球が絡んで1死三塁としたものの、内川を外角スライダーで空振り三振に仕留めるなどで得点を許さなかった。
「勝ちパターン」を決めることはチームの懸案事項だった。菊池保は「若手でもないので、今更ドキドキしても情けない。与えられた場所で仕事をするだけ」と力を込めると、スコットも「どんな状況でも3アウトを取って勝利を分かち合うことに集中したい」と前を見据えた。