広島・遠藤&山口 サバイバル練習試合3連戦 14~16日「生き残りを懸けた試合」
「広島春季キャンプ」(11日、日南)
広島の佐々岡真司監督(52)が、14~16日に行われる練習試合について「選手を減らす対象にする。生き残りを懸けた試合」と明言。アピール不足と感じた若鯉を、2軍に降格させることを示唆した。
開幕ローテ入りを狙う2人にとってはラストチャンスだ。遠藤は14日のロッテ戦(コザ)に先発し、山口は16日の中日戦(北谷)で中継ぎ登板する。いずれも日南では内容、結果とも乏しかっただけに、危機感は強い。
遠藤は「死に物狂いでやる」と意気込み、山口も「はい上がる」と力を込めた。日南の終盤では、フォームを修正するなどして球に力強さが戻りつつある。指揮官が昨秋キャンプから期待を寄せるだけに応えたい。