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野村 「北別府になれ」恩師のゲキに復活2桁星誓う 18年ぶり母校を訪問

 子どもたちの前でストラックアウトに挑戦する野村(左は巨人・小林)=撮影・山口登
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 広島・野村祐輔投手(30)が8日、自身の原点でもある母校・岡山県倉敷市立連島南小学校で、昨年の西日本豪雨の復興イベントとして巨人・小林誠司捕手(30)とともに野球教室を行った。サプライズ登場した小学生時代の担任・遠藤正直教諭からは年間ローテ死守と4年ぶりの2桁勝利を期待された。さらに広島OB・北別府学氏のような活躍をとエールを送られた。

 小学校卒業以来18年ぶりに母校の空気を吸い、野村は気持ちを新たにした。「昔を思い出します」と、自身が所属していた「連島南少年野球」などの少年少女らと交流。さらに来季活躍への思いを強くしたのは、小学5、6年時に担任だった遠藤正直先生のサプライズ登場。端正なマスクを崩し、がっちりと握手を交わした。

 入団決定時の祝賀会以来、約8年ぶりの再会。「すごく久しぶりでした。あまり変わってなかったです」。広陵3年時、佐賀北に敗れて準優勝となった甲子園決勝や、プロ入り後にはマツダスタジアムにも足を運んで陰ながら応援してくれていた存在だ。

 恩師は野村が真面目な生徒であったことや校内マラソンで優勝したことなどを述懐。「故障する時もあったりと体は心配ですけど、北別府選手のような投手になってくれたら」と通算213勝右腕の名前を挙げて期待した。来季は「1年間ローテーションに入って、久々(16勝を挙げた16年以来)の2桁勝利を期待したいですね」と復活も願い、それを伝え聞いた野村も恩返しへ力強く呼応した。

 「ぜひそういう成績を出して、先生にいい報告ができるように頑張りたい。(マツダにも招待で)来ていただきたいと思います」

 今季は18試合の登板で6勝5敗、防御率4・06。不本意な成績に終わった右腕にとって、復活への来季となる。そのためにも今オフは「体を作っていくことが一番だし、常に波の少ない安定したパフォーマンスができるように勉強してやっていきたい」と意気込む。

 もちろんチームとしてのV奪回への決意も強くした。午前中は昨年の西日本豪雨で被害に遭った小田川氾濫地点にも足を運んだ。「自分自身肌で感じて、これからも何かやっていけたらと改めて思いました」と率直な思いを口にする。

 来季プロ9年目。「佐々岡監督は『一体感』とよく言われている。選手たちも同じ方向を向いて、一つになってやっていきたいと思います」。原点回帰した野村がペナント奪回の力となり、地元に笑顔を届ける。

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