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佐々岡監督4人選出 秋季CMVPは遠藤だ!山口だ!野間だ!坂倉だ!

 「広島秋季キャンプ」(20日、日南)

 広島が20日、宮崎・日南での秋季キャンプを打ち上げ、佐々岡真司新監督(52)は“キャンプMVP”に野間峻祥外野手(26)、坂倉将吾捕手(21)、遠藤淳志投手(20)、山口翔投手(20)を選出した。今キャンプは高卒1年目の選手ら若手主体で臨んだが、1軍経験者が実力を発揮。4人には主力選手を脅かす存在として、さらなるレベルアップを期待した。

 秋晴れの天福球場にナインの大きな掛け声が響き渡った。若鯉たちは最終日まで元気いっぱいだ。監督として初めて指揮を執ったキャンプは収穫たっぷり。佐々岡監督は新戦力の台頭、戦力の底上げに手応えを得て、満足そうにうなずいた。

 「3週間あまり、キャンプに入る時に声を出して元気よく明るくと(言った)。若手がしっかり声を出して、明るくいいキャンプだったと思います」

 若手の力量を見極めるため、キャンプでは異例の紅白戦7試合を実施。羽月、中神ら高卒1年目の選手が元気の良さでアピールした一方、実戦では1軍を経験した実力者が存在感を発揮した。投手陣では遠藤、山口、野手陣では野間と坂倉が新監督の目に留まった。

 高卒2年目コンビの遠藤、山口は指揮官の狙い通り競い合った。それぞれ紅白戦5試合に登板。遠藤が8回1失点に抑えると、山口も9回1失点。キャンプ中の球数は遠藤が計1068球、山口も947球とブルペンでも激しく火花を散らした。

 来季の先発ローテは大瀬良、ジョンソンを中心に床田、九里、野村、アドゥワらが続き、ドラフト1位の森下(明大)も候補に挙がる。「2人がそういう先発争いに入ってくるといい刺激になるだろうし、そこで競争した中で、5枚か6枚の枠というところを勝ち取ってほしいと思う」と高いレベルでの先発争いに期待を寄せた。

 野手では坂倉と野間の活躍にニンマリだ。坂倉は紅白戦7試合で21打数12安打1本塁打、打率・571と格の違いを見せつけると、バットを寝かせる打撃フォームに挑んだ野間も21打数9安打2本塁打、打率・429と快音を響かせた。捕手は“世界一捕手”会沢が健在。外野も鈴木、西川、長野、新外国人・ピレラがひしめく激戦区だ。定位置確保は難関だが「今回の打撃を見ると数段上がっている。野間は本当に良くなっている。(坂倉も)捕手、一塁、左翼もやっているけど、打撃が変わってきた」と賛辞が止まらない。

 キャンプ中、鯉将はノックバットを手にグラウンド、ブルペンと精力的に動き回った。「監督」の言葉の響きに戸惑いつつも、選手との意思疎通を重視。明るく厳しく-。佐々岡監督らしさにあふれ、チームが生まれ変わった。

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