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誠也 セのW主砲・坂本と会談30分 侍2次R初戦へ「100%以上の力を出す」

 「プレミア12・2次ラウンド、日本-オーストラリア」(11日、ZOZOマリンスタジアム)

 国際大会「プレミア12」の1次ラウンドを3戦全勝で突破した野球日本代表「侍ジャパン」は10日、2次ラウンド初戦となる豪州(オーストラリア)戦に向け、会場のZOZOマリンで2時間の公式練習を行った。2試合連続本塁打中の鈴木誠也外野手(25)は、坂本勇人内野手(30)に助言を求めて打撃を確認。侍ジャパンでは17年WBCの中田翔以来の3戦連発がかかる豪州戦へ、入念に準備を整えた。

 絶好調で日本に帰ってきても、慢心は一切ない。4番の仕事を全うするため、鈴木が貪欲に動いた。フリー打撃中に坂本と言葉を交わし始めると、野球談議が止まらなくなった。自身が打ち終わると、後ろの組だった坂本の打撃をじっくりと観察。そろってベンチに引き揚げてからも、バットを持って身ぶりを交えながら話し込んだ。

 熱のこもった両者の会談は約30分にも及んだ。「プライベートの話ばかり。言えません」。内容を問われた鈴木ははぐらかしたが、坂本は「誠也が聞いてきたので。僕の(打席の)感覚とかを伝えました」と明かした。1次ラウンド3試合で11打数5安打9打点、2本塁打。主砲として十分に打線をけん引しながら、さらなる高みを目指す後輩の姿勢に「僕より1ランクも2ランクも完成度が高い。あれだけ若くて完成度が高いのに、向上心があって素晴らしい。さすが」と舌を巻いた。

 フリー打撃では、26スイングでバックスクリーン直撃を含む6本の柵越え。金子ヘッド兼打撃コーチは「台湾戦より状態はいいと思う」と太鼓判を押した。初対戦の外国人投手も苦にしない打棒。鈴木は「僕らのことを知らないから、どんどんストライクを取ってくる。考えていくと追い込まれて終わってしまう。自分から仕掛けていって、ボール球を見極められたら」と、意識の違いを口にした。

 侍ジャパンで3戦連発をマークすれば、17年WBC1次ラウンド~2次ラウンドの中田翔以来。4番打者としては、プロが参加した国際大会では初となる。アーチについては「特にないです」と無関心を決め込む一方で「それよりも勝たないといけない」と、勝利への執念は前面に出した。

 異国で最高のスタートを決め、母国で迎える頂点への戦い。「ファンの方も多く足を運んでくださると思う。100%以上の力を出して頑張りたい」と決意を示した鈴木。勝負どころで快音を響かせ、まずは豪州を粉砕する。

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