コルニエル&エラディオ“Wドミニカン”つかめジャパニーズドリーム 広島秋季Cへ

 広島の練習生・ロベルト・コルニエル投手(24)、ミゲル・エラディオ内野手(23)が30日、マツダスタジアムでの秋季練習に参加した。2人はドミニカ共和国のカープアカデミー出身。11月2日から始まる秋季キャンプメンバーにも選ばれており、育成選手契約へアピールを誓った。

 秋晴れの下、新たな“秘密兵器”2人がベールを脱いだ。196センチ右腕のコルニエルは最速154キロを誇り、シンカー、カットボール、スライダーなど変化球も多彩。早速ブルペン入りし、「練習の雰囲気が違った。自分のボールの強さをチームに見せたい。1軍で活躍したい」とジャパニーズドリームを夢見た。

 一方、185センチのエラディオは規格外の強肩が売りだ。本職は遊撃手だが、この日は三塁から一塁へ矢のような送球で驚かせた。過去には本塁からバックスクリーンへ届かせた経験もあり、「自分の肩はすごいと思う。守備と肩でアピールしたい」と気合満々だ。

 2人は大リーグ傘下のチームで芽が出ず、カープアカデミーの門を叩いた。今年9月に初来日し、11月の秋季キャンプにもモンティージャ、育成選手のメナ、練習生のサンチェスと参加予定だ。

 佐々岡監督は「全員(日南へ)連れて行く。内野手、外野手、ピッチャーも、実戦を見ながら。今日の守備練習を見ていても面白い存在かな」と救世主出現を期待していた。

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