元カープ黒田氏が広告大賞受賞 盟友新井氏に向けたメッセージで

 日本新聞協会は5日、第39回新聞広告賞を発表し、大賞に広島カープOBの黒田博樹氏(44)の「カープ新井選手引退記念企画『結局、新井は凄(すご)かった』」を選んだ。広島で共にプレーした新井貴浩氏(42)=デイリースポーツ評論家=の現役引退に合わせて掲載されたもので、大賞を個人が受賞するのは初めて。

 広告は全2ページで、表には「新井ブレーキ」など、新井氏のミスを取り上げた新聞記事の切り抜きを並べ、裏には真っ赤な背景に「結局、新井は凄かった」と、たたえるメッセージを載せた。昨年11月5日の中国新聞朝刊に掲載されると、盟友に向けた粋な計らいが話題となった。

 同協会は授賞理由を「ユーモアあふれる広告に2人のほほえましい関係を見てとることができ、多くのファンを喜ばせた」とした。

 広告主部門と新聞社企画部門は各5作品が受賞。ほかに広告主部門の優秀賞に17作品、新聞社企画部門の奨励賞に5作品が選ばれた。各賞は東京都港区の東京プリンスホテルで10月24日に開かれる第62回「新聞広告の日」記念式典で贈られる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス