緒方監督「全員で戦っていく」2位に4差もファイティングポーズ崩さず
「ヤクルト11-7広島」(4日、神宮球場)
広島が痛恨のサヨナラ負け。2位・DeNAとは4ゲーム差に広がった。
初回に3番・鈴木、4番・松山、5番・長野の3連打で2点を先制。その後も2-1の三回は鈴木が26号ソロ、3-1の四回には長野が3号ソロ、安部が8号ソロと連続弾をマークした。
だが3点リードの六回。2番手・島内が相手打線に捕まり1点差とされると、3番手・中村恭は村上に逆転3ランを被弾。その後同点に追いついたが、フランスアが九回先頭から死球、犠打野選、自身の失策で無死満塁を迎えた。その後2死満塁で山田哲に左翼席へサヨナラ満塁弾を献上した。
緒方監督は九回について「フランスアが自分でピンチを招いて傷口を広げるような守備をしてしまった」と振り返った。残り15試合。「全員でね。選手にも言ってるけど、先発投手、中継ぎ投手、野手も。スタメンからベンチにいる全員で戦っていく」と力を込めた。