大瀬良「もどかしいし、歯がゆい」3戦連続白星なし

 2回、小川の投前バントでダッシュする大瀬良(撮影・園田高夫)
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 「ヤクルト11-7広島」(4日、神宮球場)

 広島の大瀬良大地投手は、5回6安打5四死球2失点だった。

 制球に苦しんだ。初回は3四死球でピンチを招き、三回2死一塁では、直球がすっぽ抜け中村の左肩付近を直撃した。3者凡退は四回の一度だけだった。

 「見ての通り。厳しくいこうと思って、ボール1個分、ボールになった」。5四死球は今季ワースト。緒方監督も「ボールが先行した中で逆球も多かった」と振り返った。

 前回8月29日の巨人戦は2回1/37安打10失点で黒星を喫した。これで3試合連続で白星がない。「大事な時期に、思うように投げられないのは、もどかしいし、はがゆい」と唇を結んだ。

 4位の阪神が迫る中で、大事な9月戦線だ。「下を向いてはいられない」。最後はしっかりと前を向いて、言葉を紡いだ。

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