大瀬良、球団新同一カード11連勝じゃ…11連敗中絶不調燕封じで山内超え

 広島・大瀬良大地投手(27)が27日、神宮外苑で行われた投手指名練習に参加。先発予定の29日・ヤクルト戦(神宮)で、デビューからの同一カード連勝で球団新記録となる11連勝に向け、自然体で臨む決意を示した。自身は同戦で通算10勝0敗。チームも5月16勝4敗1分けと好調の中、“燕キラー”が安定感を発揮してチームを勝利へ導く。

 大粒の汗がにじむほどの晴天の下、大瀬良は遠投などで体を整えた。次回は29日・ヤクルト戦。14年のデビュー以来、無傷の10連勝中の相手で「意識するわけではないけど、データで出ているのはいいこと。チームの勝ちに結びつく投球ができるように一生懸命頑張りたい」と意気込んだ。

 同一カード連勝記録は1995~97年の山内(巨人戦)と並んでおり、11連勝を飾れば球団新記録だ。今季は15日に対戦し、6回4失点(自責3)で勝敗つかず。「真っすぐに振り負けない、みんな強いスイングを持っていると感じた。いろんな球種を使って試合を作りたい」と青写真を描いた。

 気持ちでも勝ちに行く。相手は11連敗中だが「目の色を変えてくると思う。気迫に負けないようにマウンドで立ちはだかっていきたい」と気を引き締め直す。防御率はリーグ2位の1・85。安定感を発揮して勝利へいざなっていく。

 チームは今月残り4試合中2勝で、94年8月の球団記録・月間18勝に並ぶ。29日にタイ記録に臨む可能性を持つ中「チーム状態はもちろんいい。そういう風なところで投げるのは勇気をもらえる」とうなずく。この日の球宴ファン投票中間発表では7697票で、セの先発投手部門1位となった右腕。眼前のツバメを倒し、エースの貫禄を示す。

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