広島、痛恨のドロー 12回1死満塁の絶好機で得点できず…巨人3タテを逃す

延長10回、送りバントを失敗し、併殺の倒れる広島・野間峻祥=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
2枚

 「広島3-3巨人」(5日、マツダスタジアム)

 広島があと一歩で勝利を逃し、痛恨のドロー。巨人を相手に同一カード3連勝ならず、勝率5割復帰もお預けとなった。

 5月5日、子どもの日に鯉党のため息がこだました。同点の十二回。先頭の磯村が粘って四球を選んで出塁。犠打、敬遠四球、四球で1死満塁と好機を広げたが、野間は遊ゴロ。2死満塁で菊池涼が三ゴロに倒れ、引き分けとなった。

 リリーフ陣は奮闘した。先発の中村祐が四回途中で降板したが、中村恭、レグナルト、一岡は無失点。1点リードを守り、中崎につないだ。

 守護神は1点リードの九回から登板。無死一塁から阿部を遊ゴロに仕留め、併殺コースかと思われたが、遊撃手・田中広がファンブル。1死二塁と走者が残ったところで、坂本勇に適時打を浴びた。それでも、十回から菊池保が2回を無失点。十二回はフランスアが踏ん張った。

 主砲・鈴木は一回に、通算100号本塁打となる逆転の9号2ラン。24歳8カ月での到達は江藤智の25歳0カ月を行進する球団史上最年少記録となった。

 巨人は打線が10残塁、3併殺の拙攻。ただ、九回に坂本勇の同点打で追いつくと、十二回は7番手・田口が1死満塁のピンチをしのいだ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

広島カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス