緒方監督退場処分の広島 NPBに意見書提出

 リクエストの判定に納得がいかず審判団にも抗議する広島・緒方孝市監督
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 広島は4日、巨人7回戦で緒方監督が退場処分を受けることになったプレーに関して、日本野球機構に意見書を提出した。鈴木清明球団本部長が明らかにした。

 問題となったプレーは一回。1死から菊池涼が遊撃手の悪送球による失策で出塁。一塁へ駆け込んだ際に一塁手との接触を避けようとフェアゾーンに入ってオーバーランし、タッチアウトとなった。緒方監督は菊池涼に二塁への進塁の意思はなかったとして抗議。リクエストを申請したが判定は覆らず。再び抗議して退場となった。リクエスト後の異議は認められておらず審判が退場処分を下した。

 意見書を提出した鈴木本部長は「(緒方監督は)抗議ではない。ルールの確認に行った。審判が何を見て判断したのか、解釈を聞きに行ったら、リクエストしてくれということだった。コリジョンルールと同じように、(一連のプレー)全体として判断してくれると思ったけど。そもそものジャッジがおかしいんじゃないか」と異議を唱えた。

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