安部&ロッテ・加藤 ほぼ同時に12球団最速弾
「広島-巨人」(29日、マツダスタジアム)
「8番・三塁」で先発した広島・安部が、三回無死から先制の1号ソロを放った。巨人先発・菅野の高めのカットボールを鋭く振り抜き、右翼席へライナー性の打球で運んだ。
「良い投手なのでとにかく積極的に打ちにいった。形にこだわらずにしっかりと入っていけた」
オープン戦では打率・195と調子が上がらなかったが、しっかりと開幕スタメンの期待に応え、「チームとして先に点を取ることができて良かった」とコメントした。
その一撃と同時に、ロッテ-楽天が行われているZOZOマリンスタジアムでは、ロッテ・加藤が右中間にソロ。マツダスタジアムより30分遅れでスタートした初回、楽天・岸の2球目を右翼席に運んだ。
2019年シーズンの12球団最速弾の誕生は、ほぼ同時のタイミング。ホームインはやや加藤のほうが早かったが、両スタジアムからは大歓声が沸き起こっていた。