張本勲氏「こんなにあっさりとは…」4連敗の敗因を分析

張本勲氏
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 野球評論家の張本勲氏が4日、TBS系「サンデーモーニング」の人気コーナー「週刊・ご意見番」に出演し、日本シリーズでソフトバンクに敗れ、34年ぶり4回目の日本一を逃した広島の敗因を分析した。

 「こんなにあっさりとは思わなかった」と1勝1分けからの4連敗を喫したセ・リーグ覇者・広島の戦いぶりに残念顔。敗因については「広島の一番の特徴の足を全部、ソフトバンクの甲斐が抑えましたから、この差が出ました」と“甲斐キャノン”に自慢の“足攻”が封じられたことを挙げた。

 さらに「ただ、盗塁だけじゃない。広島はセ・リーグで一番だけど、次の塁を取ることができるんだけどね。(甲斐の)肩の強さは分かっているが、(広島も)パターンがあるからなかなか止められないんですよ。盗塁を止めてエンドランとか、バントでやればいいと思う人もいると思うが、なかなか変えられないんですよ」とも付け加えた。

 攻撃面以外にも、投手陣とくに中継ぎ陣の差を挙げ、「ソフトバンクは2番手、3番手の投手がいい。先発よりもいいんだから。そこが広島との差が出ましたね」と話していた。

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