ジョンソン 光った“柳田封じ” 流れ渡さず「イシのおかげ」

 4回のピンチを切り抜けガッツポーズする広島・ジョンソン
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 「日本シリーズ・第2戦、広島5-1ソフトバンク」(28日、マツダスタジアム)

 広島は投打がかみ合い、今シリーズ初勝利。1勝1分けとした。

 先発ジョンソンの快投が光った。直球、ツーシーム、カットボールをコーナーに投げ分け、バットの芯で捉えさせず。序盤はキーマンの柳田に仕事をさせず、流れを渡さなかった。

 初対戦は二回の第1打席。相手の4番に対し、投じた5球、全てを真ん中から外角へ集めた。3ボール1ストライクから、外角高めのカットボールで左飛に仕留めた。

 3点リードの四回は1死一、三塁。ピンチを背負って柳田を迎えたが、一転して内角攻め。初球は146キロ、2球目は144キロのいずれもツーシームを内角に投げ込み、2ストライクと追い込んだ。3球目は外に見せ球を投げ、4球目は142キロのツーシームを内角低めへ。柳田は面食らったようにバットを出し、空振り三振に仕留めた。

 七回の第3打席では直球がやや甘く入り、今シリーズ初安打を許した。だが、5点リードと余裕もあって、大きく崩れることはなかった。ジョンソンは「気分は最高だよ。イシのおかげ。自分はミットをめがけて投げるだけだった」と、女房役の石原に感謝。息の合ったコンビが、勝利をもたらした。

 34年ぶりの日本一には、柳田を眠らせておくことが条件のひとつ。ここまで2試合9打席で3四死球を与えているが、6打数1安打3三振と抑え込んでいる。

 先勝したチームの日本一確率は63%。第3戦は30日、ヤフオクドームに舞台を移して行われる。

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