新井がお立ち台「どうして自分が…」今季初!あらためてファンに思い

 「広島7-3阪神」(21日、マツダスタジアム)

 雨が降りしきる中、試合終了まで残った観衆に究極のファンサービスが待っていた。八回、4-3からリードを広げる適時三塁打を放った新井貴浩内野手が、「(今季)初めて」だというお立ち台に呼ばれた。引退表明後、初めてファンに対して思いを語り、「本当に勇気をもらえます」などあらためて感謝した。

 前夜に続き雨が降り続ける中、「(お立ち台で)最高なんですけれども、今日、どうして自分が呼ばれているのか…ちょっとあれなんですけど。ふふふ」と笑顔を見せながらの受け答え。「野間さんがツーベースでチャンスをつくってくれたので、打ってベンチに帰った時、よく打ったと褒めてもらいました」と伝統の後輩いじりで喜びを語りつつ、「ベンチからも本当、頼もしいなと思ってみんなを見ていました」と、劣勢から試合をひっくり返した後輩たちをたたえた。

 改めて「本当に勇気をもらえますし、自分の気持ちを高めてくれる声援です。本当、ありがとうございます」とファンに感謝した背番号25。「昨日も、そして今日も雨の中、遅い時間まで本当にありがとうございます。風邪ひかないように、気を付けて帰ってください」とびしょ濡れになりながらも気遣っていた。

 この日の勝ち投手は3番手の一岡で5勝目(6敗)。負け投手は能見で3敗目(3勝)。

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