松山は元気いっぱい!2安打1本塁打3打点「これからも結果を出していきたい」

 「阪神7-4広島」(14日、京セラドーム大阪)

 優勝マジック点灯はまたしてもお預けとなったが、広島・松山は元気いっぱいだ。夏休みまっただ中。鯉のアンパンマンが好投していた先発・岩貞に手痛い一発を浴びせ、劣勢ムードを吹き飛ばした。

 2点を追う六回だ。1死一塁から初球スライダーを強振。打球はライナーで右翼席へ到達した。同点に追いつく10号2ランに「点を取られた後だったので燃えました」と勝負師の顔を見せた。

 試合序盤はお得意様相手に思わぬ苦戦を強いられた。試合前まで岩貞との対戦成績は16戦10勝。だが、この夜はキレのあるボールに封じ込められ三回までゼロ行進が続いた。

 試合を動かしたのも松山だった。0-0の四回、2死一、二塁から初球の速球を捉え、左前へ。チームに先制点をもたらし「大振りせずにコンパクトスイングができました」と納得顔で振り返った。

 試合前から気合十分だった。ここ最近は左投手先発時にスタメンを外れることもあり、「絶対打ってやろうと思っていた」とメラメラ。この試合は久々に5番に座り、3打数2安打3打点。「これからも結果を出していきたい」と力を込めた。

 松山が守る一塁と左翼は野間、バティスタと激しい競争が続く。松山の得点圏打率は3割超え。リーグ3連覇へ勝負強いバットで存在価値を高めていく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス