菊池、速攻V弾 14試合ぶり千金一発 虎戦強し6連勝

 「阪神1-3広島」(24日、甲子園球場)

 虎キラーが敵地で躍動した。広島・菊池涼介内野手(28)が9号先制V弾を放ち、4連勝に大きく貢献した。初回無死一塁、岩田から左中間席へ2ランを放った。これで貯金は今季最多の16となり、2位・巨人とは今季最大の9ゲーム差。球団史上初の3連覇へ、一直線に進んでいくだけだ。

 甲子園の空に、鮮やかなアーチをかけた。菊池が先制の9号2ラン。左翼席に詰めかけた鯉党の割れんばかりの大歓声を一身に浴びながら、悠然とダイヤモンドを一周した。

 「必死に食らいついていきました。先制点につながって良かったです」

 初回先頭の田中が四球で出塁し、無死一塁の場面。カウント0-1から岩田の内寄り141キロ直球を豪快に振り抜いた。6月28日・巨人戦以来14試合ぶりの一発は、試合を決める一打となった。

 虎キラーぶりを示した。今季はこの日を含め阪神戦48打数15安打で打率・313、3本塁打13打点といずれもリーグ内のカード別最高。22日までの5試合は19打数3安打と低調だったが、得意の相手にきっちりと結果を出した。「あれだけなんでね」と本人は満足感を見せなかったが、緒方監督は「キクの先制パンチが効いたね。いい打撃をしてくれた」と目を細めた。

 主力としてチームをけん引し、後輩からも慕われる存在だ。高卒2年目のアドゥワを誘い食事をともにすることも少なくない。今季開幕から1軍に定着する若鯉は常に気軽に接してくれる背番号33に感謝を示す。「イジられることが多いですね」と笑うが、「プレーでもいつも助けてもらってますし、野手の方とも(食事を)一緒にさせてもらうのはありがたい」と話す。菊池が若いチームのまとめ役になっている。

 チームの雰囲気も最高潮だ。前カードの巨人3連戦は3連勝。初戦の20日は下水流の延長逆転サヨナラ弾で勝利したが、その際に新井が見せたこん身のガッツポーズが試合後のロッカールームでVTRとして流れると、ナインは大爆笑。ベテランは「めっちゃ恥ずかしかった」と話すが、チームはグラウンド内外で一丸だ。

 今季5度目の4連勝で、阪神戦に限れば16年以来の6連勝。貯金は今季最多の16となり、2位・巨人とも最大の9ゲーム差となった。「まずは1つ取れたのでね。また明日頑張ります」と菊池。不動の2番打者も波に乗り、一歩一歩リーグ3連覇へ進んでいく。

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