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マツダにカープが帰ってくる 16日ぶり…勇気と希望を広島に

 俺たちのマツダにカープが帰って来る。広島は19日、マツダスタジアムで投手指名練習を行い、20日から始まる巨人3連戦に備えた。西日本豪雨後、本拠地での試合は初めて。5ゲーム差で7連勝中の2位・巨人との直接対決を制して被災地に勇気と希望を届け、球団史上初のリーグ3連覇へ勢いを加速させる。

 本拠地での試合は4日のヤクルト戦以来、16日ぶり。西日本豪雨直後だった9日からの阪神3連戦は、被害状況などを受けて開催について検討が重ねられ、中止になった。少しずつながら復興への歩みは始まっており、人々の背中を後押しする3連戦になる。

 初戦は野村が先発マウンドに上がる。前回登板だった7日の巨人戦は7回5安打無失点で4勝目を手にした。「何とかチームが勝てるような投球をしたい」。球宴期間中にはランニングの強度を上げて走り込み、もう一度下半身を作り上げた。コンディションは万全だ。

 岡山県倉敷市出身。地元も豪雨で甚大な被害を受けた。前カードの中日戦では、ナゴヤドームで義援金の募金活動に参加し「たくさんの方が協力してくださってうれしい気持ちでした」と感謝した。大事な初戦へ「テレビとかでも試合を見る状況にはないかもしれないけど、プロ野球選手として一生懸命頑張りたい」と力を込めた。

 第2戦は大瀬良だ。巨人は菅野の先発が濃厚で、3度目の対決で“初勝利”を目指す。球宴期間中には会話を交わすとともに、ウオーミングアップやトレーナー室での動きを見て学ぶところがあった。「改めて近くで見てすごいと思った。みんなそういう人に追い付くために頑張っている」。夢舞台で受けた大きな刺激を新たな力に変える。

 前回6日の対戦では五回まで投手戦を演じながら、六回に先に2点を失い、4敗目を喫した。「もちろん勝つ気持ちでマウンドに上がる。そういう気持ちは強いし、粘り強く食らいついていく。先制点を与えないようにしたい」と気持ちを引き締めた。

 この3連戦では、試合前に両軍の選手らが義援金を呼びかけ、球場には寄付を募るたるが設置される。また3日間とも半旗が掲げられ、20日の試合前には犠牲者を悼んで黙とうがささげられる。「大事な3試合になる」。大瀬良はチームの思いを代弁した。広島の町が待ち望むのは球団史上初のリーグ3連覇。白星を届けるために一丸となる。

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