カープ3連覇へローテ再編で首位固め!ジョンソン、九里、岡田で後半戦開幕

 広島はローテを再編して首位固めを図る。後半戦開幕の16日・中日戦(ナゴヤドーム)に備え、先発投手陣は15日、マツダスタジアムで調整。3連戦初戦はクリス・ジョンソン投手(33)が先発し、九里亜蓮投手(26)、岡田明丈投手(24)と続く見込みだ。2位・巨人とは6ゲーム差。後半戦スタートダッシュを決めて球団史上初のリーグ3連覇へ突き進む。

 強い日差しが照り付けるマツダスタジアムで、先発陣は準備を終えた。その出来が後半戦のカギを握ると言っても過言ではない。表情を引き締め黙々とトレーニングを行う姿に、強い決意がにじんでいた。

 ジョンソンは中11日で後半戦の“開幕投手”を託された。中日戦は3試合で1勝0敗、防御率2・70。今季はナゴヤドームで勝ち星はないが、同球場の硬いマウンドは得意とする。「前半戦と同じように任された試合でチームが勝つように頑張る」と意気込んだ。

 17日の第2戦は九里が濃厚だ。7月はここまで雨の影響で登板機会がなかったもののブルペンでの投球などで補ってきた。「自分の力を出すだけ」とキッパリ。18日の第3戦が見込まれる岡田も「良いスタートが切れるように投げたい」と闘志を燃やした。

 前半戦、先発陣は安定していたとは言いがたい。チーム防御率が4・08に対し、先発投手の防御率は4・13だった。緒方監督は後半戦を前にあらためて投手を中心とした守り勝つ野球を掲げた。打線が強力なだけに、先発が粘り強く投げられれば白星はグッと近づいてくる。

 畝投手コーチは「1点でも少なく投げ切ってほしい」と期待した。大瀬良、野村、ジョンソン、九里、岡田を先発の軸に勝負の夏場へ挑んでいく。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

カープ最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス