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バティ自己最多12号 新井サン金言ノオカゲデス 再進撃へあ、ご~ゴ~

 4回、ソロを放ち、ナインに迎えられるバティスタ(撮影・中田匡峻)
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 「DeNA5-4広島」(29日、横浜スタジアム)

 広島のサビエル・バティスタ外野手(26)が四回、左中間席に自己最多を更新する12号ソロ。昨季の11本塁打を塗り替えた一発の裏側には、新井から授かった助言があった。チームは今季2度目のサヨナラ負けを喫し、リーグ戦再開から続いていた連勝は6で止まった。

 白球は左中間席方向へ真っすぐに伸びた。打球が横浜の夜空に舞い上がった瞬間、球場を埋めた誰もが本塁打を確信した当たりだ。バティスタが特大の12号ソロ。自慢のパワーをさく裂させ、新境地を切り開いた。

 3-0の四回無死。先頭で打席に立つと石田の2球目、外角直球にバットを合わせた。「コンパクトに振った」と振り返ったが、打球はグングン加速。一塁ベースを回ってニヤリと表情を崩す完璧な一振りだった。

 「試合前の打撃練習で、新井さんから『力があるんだから、当てるだけで打球は飛ぶぞ』というアドバイスをもらったんだ。その通りにやっただけだよ」。パワーがあるだけに、力任せに振ることがあった。ベテランの何気ない一言を実践し、結果につなげてみせた。

 シーズン途中に支配下登録された昨季は、61試合目の143打席で11本塁打を放った。今季は39試合目の139打席目で並んだ。「ホームランをたくさん打つためにいっぱい練習してきたんだ」。代打が多かった昨季に比べ、スタメン出場が増えたことで、相手投手の傾向なども頭に入れ打席に立つ。昨季の2倍となる22本塁打が、自身に課した最低限の目標だ。

 同胞の活躍に刺激を受けている。ドミニカ共和国カープアカデミー出身のフランスアが26日の巨人戦(マツダ)で来日初勝利を手にした。練習生として初来日してから5年目でようやくつかみ取った白星。ともに戦力となり、チームを支えるのが夢の1つだけに「うれしかったし、自分のことのように喜んだよ」と目尻を下げた。

 チームは終盤に中継ぎ陣が打たれ、5月6日のヤクルト戦(神宮)以来、2度目となるサヨナラ負け。リーグ戦再開から続いていた連勝も「6」で止まった。緒方監督は「勝ちきれなかったのは残念だけど、切り替えて。しっかりとした戦いはできている」と振り返った。

 「今日のような感じで、明日も打席に入りたいね」。バティスタは前を向いてバスへ乗り込んだ。太い二の腕で、勝利を呼び込むアーチを描き続ける。

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