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野間、見せた必死の一撃 丸が帰ってきても試合に出たいん打ァ~!

 「中日10-4広島」(15日、ナゴヤドーム)

 広島・野間峻祥外野手(25)が反撃の適時打を放った。チームが鬼門・ナゴヤドームで4連敗を喫した中、四回に適時二塁打。中堅のレギュラー・丸が離脱する中、打率・321と好調を維持。交流戦をメドに丸は1軍復帰する予定だが、背番号37の進撃は止まらない。

 風穴をあける強烈なライナーが、左翼線で弾んだ。5点を追う四回2死二塁。初顔合わせの長身右腕、R・マルティネスを野間が捉えた。外角高め146キロを逆らわず逆方向へ。反撃のタイムリーで会沢の2ランを呼び込んだ。

 「追い込まれていたので、逆方向を意識してしっかり上からたたくことができました。良かったです」

 チームはナゴヤドーム4連敗。鬼門突破はまたしてもお預けとなったが、打撃好調の野間は輝きを放った。この日は今季初の「6番・中堅」でスタメン出場。右ハムストリング筋挫傷で丸が離脱する中、1安打1打点できっちり存在感を示した。丸離脱前の打率・308に対して、離脱後は打率・333。懸命なアピールが数字にも表れている。

 首脳陣の評価もうなぎ上りだ。東出打撃コーチは「追い込まれた後、食らいつく意識がヒットになっている」と四回の適時打を評価。その一方で、注文も忘れなかった。六回1死三塁から二ゴロに倒れたシーン。「スライダーを狙っていたけど、打ちたい欲が強すぎた。心と体が一致していない」と東出コーチ。ただ「そういう会話ができることが成長した証拠」とも付け加えた。

 離脱中の丸はすでにティー打撃、マシン打撃に加え、軽いジョギングを再開。緒方監督は「ゆっくり調整させる時間は与えない。走れたらすぐ上げる」との見通しを示しており、29日から始まる交流戦までに1軍復帰させる見込み。不動の中堅レギュラーの復帰は、刻一刻と近づいている。

 そんな状況でも野間は「1打席1打席、いいものを出せるように結果を残したい」と繰り返す。強肩を生かした外野守備と俊足はチーム随一。このまま結果を残し続ければ、左翼などでの出場機会が増える可能性もある。

 チームは連勝が2でストップ。試合後は重苦しい空気が漂ったが、緒方監督は「また明日しっかり戦うだけ」と力を込めた。鬼門を突破するチームの勝利を求め、野間が成長の跡を刻んでいく。

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