新井、半月ぶり1軍合流で全開弾! 2度の連発含む柵越え6本

 広島・新井貴浩内野手(41)が1日、マツダスタジアムで行われた全体練習で1軍に合流した。フリー打撃では柵越えを連発するなど全開モードだ。3日に行われる西武とのオープン戦(佐賀)で、今年初の対外試合出場予定。プロ20年目のシーズンへ向けてギアを上げていく。

 曇り空から時折注ぐ日差しを浴びながら、新井は本拠地のグラウンドで心地良く体を動かした。2月中旬からの2次キャンプ地・沖縄には帯同せず日南で調整したため、約半月ぶりの1軍。練習後は、充実の表情で汗を拭った。

 「久しぶりに合流して、いい練習ができたかなと思います」

 調整は順調だ。軽快にノックを受けると、フリー打撃では42スイング中、2度の連発を含む6本の柵越え。日南ではじっくり打撃や走り込みを行い「状態はいいですね。ウエートにしても去年の今頃よりいい」と好状態を維持し続けている。

 実戦も解禁する。3月3、4日に佐賀、長崎で行われる西武とのオープン戦に帯同予定。今年の実戦は2月11日の紅白戦で1打席サプライズ登場したのみだったが、3日は守備にも就く予定だ。高ヘッドコーチは「頭からもあるし、途中からもある」と説明。新井も「全然大丈夫。あとは実戦で微調整するところが出てくる。そこで状態を上げていきたい」と見据えた。

 練習中は声も張り上げたベテランは後輩イジリも忘れない。「上本選手は雰囲気がガラッと変わりました。アップ中も声を出せと言われて。自覚が出てきていますね」とニヤリと笑った。「一日一日大事に、しっかり練習していきたい」。20年目の開幕へ向けて、視界は良好だ。

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