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誠也さあ本番モード 緒方監督「良い報告来ている」2月下旬スタメンから復帰

 叫びながら、日南で最後のロングティーを行う鈴木(撮影・吉澤敬太)
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 「広島春季キャンプ」(14日、日南)

 広島は14日、宮崎県日南市での1次キャンプを打ち上げた。右くるぶし骨折からの復活を目指す鈴木誠也外野手(23)は順調にメニューを消化。緒方監督は2月下旬からの実戦でスタメン出場させるプランを明かした。開幕へ向けて、4番がいよいよ本番モードに突入する。チームはこの日、沖縄入り。沖縄市での2次キャンプは16日にスタートする。

 恒例となったクール納めのロングティーだ。鈴木は緒方監督が上げるトスを苦悶(くもん)の表情を浮かべながら打ちまくった。約200球、30分間のフルスイング。最後の球を打ち終えると右膝からグラウンドに崩れ落ちた。充実感たっぷりに、日南でのキャンプを打ち上げた。

 右くるぶし骨折からの復活へ、足取りは順調だ。指揮官は1次キャンプの総括で今後のプランについて初めて言及した。「トレーナーからは良い報告が来ている。沖縄に行って最初は打席限定。後半あたりでスタメン。守備も含めてやっていきたい」

 16日の紅白戦から練習試合、オープン戦と実戦は6試合が予定されており、下旬にもスタメン出場させる青写真を描く。鈴木も「そうなればいいと思います」とうなずいた。

 当初から沖縄での実戦復帰を目標に掲げ、日南ではトレーニングやリハビリを行ってきた。松原チーフトレーナーは「打つこと、走ることは計画通りにできた。守備のところをクリアしてからの試合になる」と説明した。スタメン出場への最後の関門は守備になる。

 外野ノックでは前方への打球は捕球していたものの、背走して捕球することはあまりなかった。「フェンス際でのプレーだったり、体だけではなくメンタル面もリハビリの一環としてやっていく」と同トレーナー。骨折は、フェンス際への打球をジャンプして捕球した直後、着地時に起きた。無意識のうちに脳裏をよぎるかもしれない恐怖心を、実戦に近い動きを重ねながら取り払っていく。

 打撃と走塁は順調そのもの。12日のフリー打撃では岡田の152キロの直球を左翼席に突き刺した。東出打撃コーチが「最初であそこまでは打てないよ」と仰天したほどの鋭い打球だ。昨年8月以来、故障後は初めてとなる生きた球にもきっちりと対応してみせた。

 暖かい沖縄。照準を開幕に合わせ、はやる気持ちを抑えながら一歩ずつ確かに歩みを進める。さらにたくましさを増して、グラウンドに戻ってくるために。

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