松山、新バットで長打量産じゃ 「遠心力使える」1センチ長いモデル

 広島・松山竜平外野手(32)が26日、長打量産へ、このオフから長くて軽い新バットを導入したことを明かした。この日は宮崎県日南市内での先乗り自主トレに参加。現有のバットと併用してロングティーなどを行い「とりあえずは試していって。使えるなと思ったら(開幕後も)使おうかと思う」と話した。

 プロ11年目はさらなる進化を求める。昨季は規定打席未到達ながら打率・326、14本塁打、77打点といずれもキャリアハイ。それでも「やっぱり長打を増やしたい。外野の頭を越す打球。(長いと)遠心力を使える分、使いこなせたら飛ぶだろうし」と説明。昨季終盤には4番も任された男は、長打を増やすことで打点増も狙う。

 従来86センチのバットだが、新モデルは1センチ長い87センチ。「同じように振れるように」と長くなる分、重さを920~925グラムから910グラムへと軽量化した。「まだまだしっくりはきてない。体も今から出来上がってきて変わってくる」とオープン戦などでも試し、本格導入を検討する予定だ。

 先乗り組では最年長。この日は堂林のティー打撃中など、後輩達に助言も送った。「聞かれれば教えようと思っている。僕も教えることで自分が分かることもある」と相乗効果を説く。尽きない向上心を持ち「1年1年勝負」と松山。まずはレギュラーを奪取し、昨季以上の成績を残す。

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