安部、梵の「6」価値高める 尊敬する先輩の背番号に誓った!

 広島・安部友裕内野手(28)が23日、マツダスタジアムで行われたファン感謝デーに参加。22日に発表された背番号「60」から、「6」への変更について、あこがれの番号を背負う意気込みを示した。今季まで「6」を付け、ともに自主トレを行っていた梵に報告したことを明かし、番号の価値をさらに高める覚悟を示した。

 安部は真剣なまなざしであこがれの背番号「6」を背負う覚悟を示した。球団からレギュラーの証しでもある1桁番号を与えられ、「評価していただいたので、自覚を持ってやりたい。野球は背番号でやるものではない。集中して(来季)日本一を勝ち取りたい」と決意を新たにした。

 背番号6は「ずっと付けたいという思いがあった」と言う。10月末に球団から変更の打診を受け、すぐさま今季まで背負っていた梵に報告。オフに一緒に自主トレを行っていた先輩からは「わざわざ(連絡を)してこなくていいのに」と返されたが、その言葉が「あの人らしいな」とうれしかった。特別な言葉はなくても「お世話になったので」と尊敬の念を抱き続けている。

 この日はファン感謝デーを満喫。トークショーでは軽妙な話術で鯉党を沸かせた。新井から愛のあるイジリを受けタジタジになる場面もあったが、最後には「今年以上の成績を残してくれると思う」と来季の活躍に太鼓判を押された。

 今季はリーグ4位の打率・310を記録。真のレギュラーを目指し、オフも汗にまみれる覚悟だ。「背番号の価値を高めて、もっといい番号にできたら」と安部。さらなる進化を遂げて、鯉党の脳裏に「背番号6=安部」と焼き付ける。

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