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堂林 護摩行再挑戦! 背水来季へ炎の決意 新井と“師弟トレ”続ける

 気合の入った表情で黙々とバットを振り込む堂林(撮影・飯室逸平)
 1月11日、叫びながら燃え盛る炎と対峙(たいじ)する堂林と新井(手前)
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 広島・堂林翔太内野手(26)が21日、秋季キャンプを打ち上げ、今オフも2年連続で新井に弟子入りすることを明かした。年明けの護摩行の参加も決意。今キャンプでは朝から夕方までバットを振り続け、手応えをつかみつつある。プロ9年目を迎える来季へ、オフも野球と向き合う。

 振って振って振りまくった秋が終わった。午前中の早出練習から日が暮れるまで堂林はバットを振り続けた。苦しみ、悩んだ末に、ようやく光が見えた。鯉のプリンスの顔つきに明るさが戻った。

 「なかなか納得いくことは少なかったんですが…、バッティングコーチと一致するものがやっと出てきた。オフの方向性は定まったと思います」

 キャンプ打ち上げ前日の20日、打撃練習中にヒントをつかんだ。その感覚は「言葉では表現しづらいもの」と言うが、好不調の波をなくすためのチェックポイントだという。

 堂林の課題は打撃を崩された時、いかに素早く好調時の状態に戻せるかだ。「戻れるところがあれば、何とか1年間、波なくやっていけると思う」。今季がまさにそう思わせる1年だった。

 オープン戦から好調を維持し、シーズンが開幕してからも限られた出場機会で結果を残していた。だが7月になると一気に下降線をたどった。44試合の出場で打率・217、1本塁打、11打点。背水の覚悟で臨みながらも、現実は厳しかった。

 このままでは終われない。プロ9年目へ、堂林は2年連続で新井への弟子入りを決意。キャンプ中も電話で打撃アドバイスを求め、「お願いします」と頭を下げたという。昨オフから一緒にトレーニングを行い、師弟関係がスタート。シーズン中、堂林の打撃練習を熱心に見つめる新井の姿があった。「ずっと見てくれていた。いい方向にいくと思ったんですが…、自分の甘さが出ました」。現実を受け止めつつ、堂林は懸命に前を向いた。

 年明けの護摩行参加も決めた。迷いはなかった。「1年ぐらいで結果が出ると思っていない。出る人もいるでしょうけど、僕はそうではない。まだ足りないんだと思う」。雑念を振り払い、再び炎の前で自分と向き合う。

 12年のブレークから5年。自身を取り巻く状況は年々、厳しさを増す。それでも首脳陣から熱心な指導を受け、鯉党に愛される。再び輝ける日が来ると信じて、堂林はオフも野球漬けの日々を過ごす。

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