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バティスタ 一塁 本格挑戦! 打撃力生かすため秋季キャンプで猛特訓

 懸命にノックの打球を追うバティスタ(撮影・山口登)
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 広島のサビエル・バティスタ内野手(25)が一塁挑戦を本格化させている。マツダスタジアムに隣接する室内練習場で秋季練習が行われた4日も、ファーストミットでノックを受けた。今季は外野を守ったが、複数ポジションをこなすことができれば出場機会が増える。秋季キャンプでは泥にまみれる覚悟だ。

 時折、天を仰いだ。慣れないファーストミットを手に、バティスタが右へ左へ打球を追う。秋季練習から本格的に始まった一塁の守備練習。自らの可能性を広げる試みだけに、視線は鋭さを増している。

 「練習を始めたときよりは、よくなっているかな。以前にもやったことがあるし練習をしていけば大丈夫だ。数多く試合に出るためだと思うし、これから一生懸命、守備練習をしていきたい」。汗びっしょりのTシャツを着て言葉をつむいだ。

 もともと内野手登録。今年の春季キャンプでは一塁と外野の練習を並行したが、試合では外野を守った。一塁手としてはウエスタンで数試合にしか出場していない。経験はあるものの、ほぼゼロからのスタートと言っても過言ではない。

 首脳陣がバティスタの一塁練習を本格化させたのは、その打撃力を生かすためだ。右足首を骨折し、現在リハビリに励んでいる鈴木は順調に回復しており、春季キャンプに間に合う予定。シーズンに問題なく入ることができれば右翼が固まる。中堅は丸が不動のレギュラー。空いているポジションは左翼のみ。外野しか守ることができなければ、打撃が武器の松山と併用ができない。

 「どちらも(外野と一塁)こなせればチームにとって大きなプラスになる」と高ヘッドコーチ。長打力が魅力の左右2選手を同時にスタメンに並べることができ、打線に厚みをもたせるメリットが生まれる。

 それだけにドミニカンの今秋季キャンプでのテーマは一塁での守備力アップだ。7日からの15日間で早出特守は日課になる予定。ファーストミットの基礎的な使い方や足の運び方、さらにはサインプレーや併殺時の動き方に至るまで徹底的に取り組むプランが考えられている。

 「まだ逆シングルでの捕球が難しいんだ。でも頑張るよ。守備がうまくなればチーム、そして自分のためになるからね」。バティスタは声をはずませた。ドミニカ共和国カープアカデミー出身の期待の星。鍛錬の秋が間もなく始まる。

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