セ界王者の広島、崖っぷち3連敗 3点先制も1点追う六回無死満塁無得点
「セCSファイナルS・第4戦、広島3-4DeNA」(23日、マツダスタジアム)
セ・リーグを連覇した広島が、3連敗でアドバンテージの1勝を含め2勝3敗となり、日本シリーズ出場に崖っぷちに立たされた。
初回1死二塁から丸が右翼ポール際に今CSチーム初本塁打となる2ランで先制。なおも2死二塁から新井の右線適時二塁打で加点した。
プロ初の中4日で先発した薮田は、三回まで走者を背負いながら無失点でしのいだが、四回に筒香にソロを浴び、五回には無死二、三塁から桑原に三塁線を破られる2点適時二塁打を許し同点とされ降板。2番手・九里がロペスに中前適時打を打たれ勝ち越された。薮田は4回0/3、4失点で降板した。
シーズン中、88勝のうち41勝が逆転勝ちの広島だが、1点を追う六回には無死満塁の好機も代打の岩本、小窪が連続三振を喫するなどホームが遠かった。
セ・リーグで1位チームが3敗を喫して日本シリーズに出場したのは12年の巨人だけ。