選手会長・小窪 CSへ特大アピール弾「貢献したい」

 「練習試合、広島8-0JFE西日本」(13日、マツダスタジアム)

 手に心地良い感触が残った。広島・小窪がバットの芯で完璧に捉えた打球が、快音を残して左中間席へ突き刺さる。特大の2ラン。CSファイナルSに向けて存在感を猛アピールする一発となった。

 「やれることはやれた。この3日間、しっかり内容を残してアピールしないといけないと思っていた」

 5-0の六回2死一塁。フルカウントから河野の内角寄り144キロ直球を振り抜いた。持ち味のパンチ力を発揮したアーチだ。

 レギュラーシーズンは26試合で打率・175。ほとんどを2軍で過ごし、1軍で思うような結果を残せなかった。巻き返しを狙う短期決戦。「去年、経験しているので、難しさは分かっている。チームに貢献できるように打撃、守備、走塁など全ての面でいろいろやりたい」と気持ちを高ぶらせた。

 安部の負傷離脱により、三塁は西川のスタメン出場が濃厚。緊急事態には新井が守備に就くことも想定しているが、小窪にも期待がかかる。11日からの練習試合3戦全てで、試合途中から西川に代わり三塁を守った。

 選手会長が戦力として加わればチームに与える影響も大きい。「CSをしっかりと意識して準備していきたい」。チームの柱として支えていく決意だ。

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