広島が競り勝ちマジック「1」 甲子園の結果待ち

DeNAに勝ちM1とし、喜び合う広島ナイン=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島5-4DeNA」(14日、マツダスタジアム)

 広島が競り勝ち、優勝マジックを「1」とした。甲子園での阪神-巨人戦で阪神が敗れれば優勝が決まる。

 広島は同点の八回、1死満塁からバティスタの右犠飛で勝ち越した。バティスタは二回に左前適時打、四回には10号ソロを右中間席に放った。

 3打点と勝利に貢献したバティスタはシーズン中に育成選手から支配下登録され、6月3日のロッテ戦で代打で初打席初本塁打。翌日の同戦でセ・リーグ初の初打席から2打席連続代打本塁打を放つ衝撃デビューを飾った。

 先発ジョンソンは6回3失点。八回無死満塁のピンチをしのいだ今村が2勝目。九回を締めた中崎が7セーブ目を挙げた。

 広島にとって37年ぶりの連覇を懸けた一戦は、4番・松山は二回に先制の13号ソロを放ったほか、1点ビハインドで迎えた三回にも左前への同点タイムリーを放ち試合を振り出しに戻していた。

 甲子園での阪神-巨人戦は延長に入っており引き分けでは優勝は決まらない。

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