千両役者!菊池、カ舞吼ユニで先制V弾 自己最多並んだ13号

 「広島1-0ヤクルト」(18日、マツダスタジアム)

 広島・菊池が豪快な一振りで重苦しいムードを振り払った。0-0の五回、好投の先発ブキャナンをついに捉えた。カウント2-1からのカーブを「いい感覚で見逃すことができた」。集中力を研ぎ澄ますと、続くカットボールをフルスイング。左翼スタンドへ、13号先制ソロを突き刺した。

 「ベンチで新井さんからも『いい見逃しだったな』という話があった。いい結果につながって良かったです」

 助っ人右腕から前回対戦でもバックスクリーン弾をマーク。これで早くも自己最多の昨季本塁打数に並んだ。華麗な守備に加えて、勝負どころで飛び出すパンチ力も魅力の一つ。「自分の中でいいスイングができたときはよく飛んでくれるというのはある」と納得顔。緒方監督も「よく一振りで仕留めてくれた」と絶賛した。

 縁起のいいユニホームとなりそうだ。このヤクルト3連戦は「カ舞吼!ユニフォーム」を限定着用。今季のスローガン「カ舞吼」をモチーフにデザインされ、武将茶人・上田宗箇が大坂夏の陣で着用した陣羽織の赤色・紺色を再現した。実はもう1つ、文字が銀縁のサンプルがあり菊池は「豪華にいきましょうよ!」と金縁を推したという。それが見事に採用され、そして勝利にもつながり菊池も笑顔。「また違った雰囲気で球場のお客さんも喜んでくれた良かった」とうなずいていた。

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