ジョンソン 故障から2日…マツダでキャッチボール 9月上旬復帰目指す

 左太もも裏の筋損傷のため、23日に出場選手登録を抹消された広島のクリス・ジョンソン投手(32)が24日、マツダスタジアムを訪れキャッチボールを行った。肩周りの筋力維持が目的で、早期復帰に向けて最大限の努力を続ける。

 軽めのジョギングなどを終えると、約20メートルの距離で40球を投げた。故障から2日後のキャッチボールは異例とも言える。左腕は練習後、無言を貫いたが、小林投手コーチが心情を代弁。「(早期復帰への)意志はある」と力を込めた。

 22日のランニング中に痛みを訴え、加療3週間と診断された。「完全に(肩を)休ませると(復帰まで)ものすごく時間がかかる。リスクを減らすため」と石井トレーナー部長。上半身はトレーニングをしても問題ない。筋肉の癒着を防ぐとともに、実戦復帰に向け最短ルートを歩むための第一歩だ。

 今後は大野練習場に場所を移し、リハビリ組の3軍に合流。状態を確認しながら練習を継続する。開幕直後に咽頭炎を患い約2カ月、チームを離れた。黒田氏の引退を受け、開幕前には投手陣のリーダーとしての活躍を誓っていただけに悔しさが募った。復帰時期は未定ながら、最短でも9月上旬になる可能性が高い。焦る気持ちを抑えながら、確実に前に進んでいく。

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