広島・野村、志願の126球も実らず 8回途中2失点で2敗目
「交流戦、楽天2-1広島」(10日、Koboパーク宮城)
広島の野村祐輔投手が、今季最多となる126球を投げる熱投を演じたが、2敗目を喫した。
1-1の七回を投げ終え、球数は115球を数えていたが、志願して八回のマウンドへ。1死一塁からペゲーロに左翼線を破られる適時打二塁打を浴び、これが決勝点になった。
八回途中で降板したものの6安打2失点と力投した。試合前から降り出した雨の影響で開始時間が40分、遅れたが、「問題ないです」。テンポがよく、ストライクゾーンを広く使った投球で楽天打線を手玉にとった。三回1死二、三塁ではペゲーロ、岡島を打ち取るなど得点を許さなかった。
「チームが負けて残念な結果になった。良い投球はできたと思う」。緒方監督は「今季、一番くらいの投球内容だったと思う」と振り返った。