初戦となる30日の西武戦に先発する広島・薮田和樹投手(24)が29日、西武第二球場で行われた投手指名練習に参加。野村の離脱で巡ってきた先発機会。結果を残してチームに勢いを付ける。
23日のヤクルト戦でエース右腕が腰の違和感を訴えて三回で降板。四回から緊急登板し、3回無失点で3勝目を挙げた。大瀬良を中5日で初戦に先発させるプランもあったが、今後の日程も見据えて薮田に託された。
この日は、キャッチボールやダッシュで最終調整。「先発だけど、中継ぎと同じ気持ちで入っていく。今後6連戦が続くので、最低でも5回は投げたい」。気負いはない。自然体でマウンドに立つ。