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新井マルチ発進 初OP戦で雄星撃ち「まずまずの反応」

 1回、菊池(左)から左前打を放つ新井(撮影・吉澤敬太)
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 「オープン戦、広島1-6西武」(8日、マツダスタジアム)

 広島の新井貴浩内野手(40)が、西武とのオープン戦に「4番・DH」で初出場。初回、開幕投手に決まっている菊池の146キロ直球を左前に運ぶなど、3打数2安打と好発進。平日にもかかわらず駆けつけた1万3761人のファンに順調な仕上がりをアピールした。

 一塁ベースをオーバーランする新井に、スタンドから拍手が注がれた。オープン戦初出場となった第1打席で“初安打”を記録。ここまで自己流調整を行ってきた鯉の主砲が、順調な仕上がり具合を証明した。

 「今日はほぼ初めてぐらいの実戦。自分の打席の中でボールの見え具合だったり、体がどういう感じで反応するかがポイントでした。まずは速い真っすぐをどう打ち返すかが基本になってくる」

 1点を追う初回、1死二塁。1ストライクからの2球目、左腕・菊池が投じた内角146キロの直球に体が反応。捉えた打球は低い弾道で三遊間を破り、左翼の芝生で弾んだ。

 技を発揮したのは多和田と対戦した六回の第3打席。1死から打席に立つと1ボールからの2球目、外角低めいっぱいのスライダーに食らいついた。体勢を崩されながらもバットの先で捉え、中前に運んだ。

 上々の打席内容に手応えは十分。「ボールを見てではなく、打ちにいってどういう反応をするかなということを確認した。まずまずの反応をしたという感じはある」。試運転の感触は自己採点でも及第点を与えられる内容だった。

 2月26日の巨人2軍との練習試合(日南)以来となる実戦2戦目で、チーム唯一の複数安打を放つ活躍を見せた。石井打撃コーチは「久しぶりに見た割には良かった。しっかりバットを振り切ってのヒット。本人もほっとしていると思う」と順調な調整具合に目を細めた。

 春季キャンプでは、沖縄へ移動した1軍本隊とは別に宮崎・日南に残留。そのまま2軍キャンプに合流して打ち込みや走り込みなどを行い、若手とともに汗を流してきた。40歳で迎える2017年シーズンも、体を休めることはない。

 チーム最年長。精神的支柱としてリーグ連覇、日本一に向けて欠かせない存在。順風発進。開幕に向けて視界は大きく開けた。

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