九里“開幕”先発で猛アピールだ!先発サバイバル生き残る

 「広島春季キャンプ」(17日、日南)

 広島の九里亜蓮投手(25)が今年チーム初の対外試合となる18日・オリックスとの練習試合(清武)で先発することが、明らかになった。開幕ローテ入りを狙うため、結果を出しアピールしていく構え。内角を攻める強気の投球をテーマに中島、T-岡田、吉田正ら好打者擁する強力打線に本気で挑む。

 開幕ローテ入りを狙う九里が、今年チーム初の対外試合となるオリックス戦で“開幕投手”を務めることとなった。「今までやってきたことをしっかり出せるようにしたい。全ては結果だと思うので、結果にこだわって投げる」と気持ちを高ぶらせた。

 アピールの場としては申し分ない。相手は中島やT-岡田、吉田正ら好打者がそろう強力打線だ。「球が速い方ではないので、内や外の両サイドを使いながらの投球をしないといけない。ブルペンでやってきたことが、打者に対してどれだけ通用するか確認したい」と、今キャンプでの取り組みを存分に発揮するつもりだ。

 現時点で開幕ローテにはジョンソンと野村の2人が決まっているだけで、あとは白紙の状態だ。大瀬良が右脇腹痛で離脱したが、九里とともに、福井や薮田、岡田、塹江らも先発の座を虎視眈々(たんたん)と狙っており、競争は激化している。

 ここまで順調な調整を続けている右腕に畝投手コーチも「期待している。チームとして1人でも多くの戦力が出てきてもらいたい」と話した。この日はブルペンに入らず、強めのキャッチボールやけん制練習、ダッシュなどで調整。プロ4年目の今季こそ先発の座をつかみ取る。

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