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加藤 確定申告本持って入寮!ドラ1慶応ボーイは超しっかり者

 広島ドラフト1位の加藤拓也投手(22)=慶大=が7日、広島県廿日市市内の大野寮に入寮。慶応ボーイは確定申告に関する書籍を持参するなど、早くもプロの自覚を示した。8日から始まる新人合同自主トレでは、本業の野球で猛アピールする。

 慶応ボーイはプロの自覚にあふれていた。名勝・宮島を臨む大野寮の自室。加藤がスーツケースから取り出したのは、確定申告に関する“トリセツ”だった。

 「確定申告の本を持ってきました。勉強しようと思って」

 周囲があっけにとられる中、秀才右腕はサラリと言ってのけた。個人事業主であるプロ野球選手は、2月から3月の間に確定申告を行わなければならない。税法の仕組みは複雑だが、加藤は敬遠せず猛勉強中だ。昨年12月の新入団選手発表の帰りに「青色申告スタートブック」を購入。広島から東京まで新幹線に揺られながら一気に読破した。自宅に帰るとインターネット通販でさらにもう1冊を購入。間もなく手元に届くという。

 「もともと、自分でやろうと思っていて、勧められました。知識は必要。何も知らず、税理士に丸投げするのはイヤだったので。難しい?自分の中で必要なものだと思っているので苦ではないです」

 契約金1億円プラス出来高払い5000万円の年俸1500万円。いきなり大金を手にした。今後の活躍次第で年俸はさらに上昇する可能性があるが、夢を追いながら、現実もしっかり見据えている。

 エース道を歩む。加藤に与えられた104号室はマエケン、野村、大瀬良らが過ごした出世部屋。「あまり信用していないけど、そういう流れに乗って消さないように頑張りたいです」と冷静に受け止めた。

 もちろんプレーでもドラ1らしさを発揮する。8日から新人合同自主トレがスタートするが、最速153キロ右腕は「新しいところに来たので新たな気持ちになりました。実力を出せるように、最初は焦りがちだけど、自分を律してやっていきたい」と冷静に足元を見つめた。

 セールスポイントは「気迫」。語り口調はスマートながら、プレースタイルは泥くさい。「投げるボール以外にアピールしようがないので」。慶応高から慶大に進んだエリートは、プロでも文武両道を貫く。

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