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大瀬良熱望!先発再挑戦「枠があく」ポスト黒田はオレ

 ポスト黒田はオレだ-。広島・大瀬良大地投手(25)が1日、マツダスタジアムで練習を再開した。3年目の今季は開幕前に右肘を痛めた影響で、7月下旬に戦列復帰。主に中継ぎで17試合に登板しリーグ優勝に貢献したが、不完全燃焼の思いは強い。来季の先発再挑戦を希望。黒田に掛けられた言葉を胸に、エース継承を強く誓う。

 日本シリーズ敗退の悔しさをかみ締め、前を向いた。レギュラーシーズンは17試合の登板で3勝1敗、防御率3・32。大瀬良の3年目は少しの充実感と、多くの虚無感が胸を占めた。絶対的存在だった黒田の引退。「僕にとってはチャンス」と言う。先発再挑戦の希望をハッキリと口にした。

 「枠があくので。先発で調整させてもらえるなら、先発でやりたい。まだ(首脳陣と)話はしていませんが、そういう気持ちを持ちながら準備したい」

 先発の柱として期待された今季、2月の春季キャンプ中に右肘を痛めて離脱。右肘内側側副靱帯(じんたい)の部分損傷と診断され、復帰には長い時間を要した。7月20日・中日戦(マツダ)に先発したが、3回7安打4失点で2軍にUターン。その後チーム事情で中継ぎに再転向すると、8月12日の昇格以降は屋台骨を支えた。

 主に六、七回を任され、リーグ優勝にも貢献したが、後悔の思いが強い。「僕の中では全然。貢献できたとは思っていない。リーグ優勝はすごく喜ばしいけど、もっともっと戦力になりたかった」。日本シリーズでは2連勝後に4連敗で敗退。日本ハムナインが歓喜する姿を、目に、心にしっかり焼き付けた。

 「マウンドで集まる姿を、悔しい思いで見ました。しっかり目に焼き付けようと思って。日本一になるのは来年。僕たちなんだと」

 日本シリーズ終了後、黒田から直接声を掛けられた。「来年はお前がしっかり頑張れ」-。リハビリ中にもケガを気に掛けながら「今の時間を無駄にせず、レベルアップして戻ってこい」と、熱いメールを受け取った。黒田はシーズン中にも「彼の野球人生にとっても、今年は大事な1年になる」と期待していた。苦しんだ経験は、来季飛躍の糧になる。

 この日から再始動。キャッチボールなどで汗を流した。今オフは体の強化を主目的に、筋トレや走り込みで瞬発系の練習を増やす。「もっともっと実力を付けて、黒田さんのように頼られる選手になりたい」と大瀬良。ポスト黒田への挑戦。高く険しい道のりだが、目指す背中が見える。真っすぐ突き進むだけだ。

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