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現役引退の広島・黒田「一生懸命野球をやってきてよかった」 第7戦登板は幻に

試合後、広島・新井(右から2人目)と並んでファンにあいさつする黒田(中央)=撮影・吉澤敬太
ファンに晴れ晴れとした表情であいさつする広島・黒田博樹=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
試合後、ファンにあいさつし、グラウンドを去る黒田(撮影・吉澤敬太)
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 「日本シリーズ・第6戦、広島4-10日本ハム」(29日、マツダスタジアム)

 日本ハムが勝って10年ぶり3度目(東映時代を含む)の日本一を決めた。4-4の八回、レアードの満塁弾などで6点を奪い試合を決めた。広島は25年ぶりのリーグ優勝から、CSを勝ち進んで32年ぶりの日本一を目指したが、届かなかった。今年限りでの現役引退を表明している黒田は、予定されていた第7戦先発がかなわず「まだ実感がない」と言いながらも、「今まで一生懸命野球をやってきてよかった」と心境を吐露した。

 黒田は第3戦に先発し、脚の異変で降板したものの、5回2/3を投げて4安打1失点と好投した。しかしチームはこの試合から4連敗。第7戦は消えた。「実感がないというか、それが今の率直な気持ちです。明日投げる準備をしていたので、まだ実感がない」と語った。

 これで今年の公式戦は全て終了。黒田の現役生活も幕を閉じた。「負けてしまったという、そっちの思いの方が強い。日本一を目指してやってきたので」と、悔しさをあらわにした。それでも「最後は日本シリーズ(のマウンド)に立てると思っていなかった。日本ではチャンスがなかったので、一緒に戦ってきた仲間に感謝したい。今まで一生懸命野球をやってきてよかった」と、振り返った。

 古巣に戻って2年。日米通算200勝も達成し、初の日本シリーズ出場を果たしてユニホームを脱ぐ。「実感は全然ないんですけど、ホッとした部分もある。帰ってきてから2年間、責任やプレッシャーがあった。ずっとマウンドに立ち続けることができて、ホッとしている」と、役割をまっとうした充実感をにじませた。後輩たちに向けて「来季、連覇してほしい。日本一になれなかったので、ぜひ日本一になってほしい。すごくいいチームなので、来年また頑張ってほしい。陰ながら応援しています」とエールを送った。

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