福井にアクシデント 先発直前に首に痛み、抹消へ

 「広島-DeNA」(31日、マツダスタジアム)

 広島の福井優也投手が31日、先発を回避した。

 試合直前、アクシデントが起こった。先発予定だった福井が、5時35分までグラウンドで登板に向けてキャッチボールをしていたが、試合開始直前にベンチに戻され、ストップがかかった。

 前日30日に首に違和感を覚え、この日のブルペンでの投球練習中に痛みに変わった模様。試合中に広島市内の病院に向かい検査を受けた。1日にチームドクターの診察を受ける予定。試合後、マツダスタジアムに戻ってきた福井は「チームに迷惑を掛けてしまって申し訳ないです」と話した。

 1日に出場選手登録を抹消する予定で、緒方監督は「試合に入る前のブルペンでアクシデントがあった。福井が右手に力が入らないということだった。我慢しながらやっている状態だったので、トレーナーとピッチングコーチが直前に止める形になった。すぐに病院に直行させ、詳しい検査の結果などは、後でわかると思うが、(一軍登録は)抹消します」と説明した。

 福井は、7月28日の巨人戦(京セラ)で再昇格。ここ5試合では3勝2敗と復調を見せた。チームにとって大きな痛手となるため、早期復帰を祈るのみだ。

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