広島サヨナラ4連勝、鈴木が劇弾2ラン

 「交流戦、広島6-4オリックス」(17日、マツダスタジアム)

 広島がサヨナラ勝ちで4連勝を果たした。鈴木誠也外野手が延長十二回に左越えに8号2ランを放った。2点を追っていた九回には2死からルナが同点打を放つなど、セ・リーグ首位の勝負強さを見せつけている。交流戦は9勝6敗1分けとし、2試合を残して7年ぶりとなる勝ち越しを決めた。勝ち投手は十二回に登板したヘーゲンズで3勝目(1敗)。

 4-4で迎えた延長十二回、先頭の磯村がオリックス・比嘉から左翼線へ二塁打を放ちサヨナラ機をつくると、続く鈴木が左翼席へたたき込んだ。

 お立ち台では「ありがとうございます!最高です!」と、喜びを爆発させた。試合を決めた打席は「あんまり覚えていない」というが、ルナの適時打で同点とした後の九回、二塁に代走・赤松を置いた場面で凡退していた悔しさは胸に秘めていた。「悔しかったので、次は決めてやるという気持ちで入りました。追い込まれていたので、なんとかバットに当てたいと思っていました。最高です!」と絶叫した。

 「最高です!」とヒーローインタビュー中に5回絶叫した鈴木は、最後は水をかぶって「気持ちいい!」と勝利の余韻に浸った。

 先発の黒田は6回3失点で日米通算199勝はお預けとなったが、チームは強い勝ち方だった。先発が粘り、八回、九回で2点ずつ奪って同点に。延長十二回、約5時間にも及ぶ死闘をサヨナラ本塁打で締めくくるという印象にも残る1勝となった。

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