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41歳・黒田、日本で9年ぶり完封

8回巨人1死一、二塁、片岡治大を併殺の二塁ゴロに仕留め、拳を握る黒田博樹
力投する広島・黒田博樹=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
巨人打線に立ち向かう広島・黒田博樹=マツダスタジアム(撮影・吉澤敬太)
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 「広島3-0巨人」(2日、マツダスタジアム)

 広島の黒田博樹投手(41)が、今季2度目の登板で、完璧な投球を見せた。首位を走る巨人打線を4安打無得点に封じ、日本では2007年6月3日の楽天戦(仙台)以来、実に9年ぶりの完封勝利をマークした。

 お立ち台では「最高の雰囲気の中で最高の結果が出てよかったと思います。味方のいい守備がありましたし、石原のいいリードもあったんで、何とか最後まで投げることができた」と、ファンやチームメートに感謝。完封には「やっぱりしんどいですね」と言って、スタンドを沸かせた。

 初回、2死から坂本に三塁線を破る二塁打を許したが、続く新外国人のギャレットを、内角のカットボールで遊飛に抑えた。二回はクルーズを、右打者の内角を狙う“新球”カットボールでバットをへし折り三ゴロに仕留めるなど、三者凡退斬りだ。

 三回も三者凡退に抑えると、裏の攻撃では1死一塁から、きっちり送りバントを決めた。2死二塁から田中の右前適時打で先制。投打のリズムを作った。四回以降は、八回に堂上にこの日2本目の安打を許すまで、一塁すら踏ませぬ圧巻の投球。ツーシームとスライダーを軸に、要所でスプリットが効果的に決まった。

 八回は無死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は片岡を二ゴロ併殺に斬った。外角の140キロツーシーム、通称「バックドア」が決まった。九回も2死二塁となったが、最後はギャレットを中飛に仕留めた。

 球団では、41歳8カ月で完封勝利を挙げた大野豊氏(野球評論家)に次ぐ年長記録。40歳以上の完封勝利は、史上8人目だ。円熟味を増した投球は、衰えることを知らない。

 今季から巨人を率いる高橋監督には、現役時代「よく打たれましたし、技術的にも素晴らしかった」と振り返り、「監督になって負けないようにしたい」と気合を入れていた。巨人との今季初対戦。チームが2連敗と苦しむ中で迎えた一戦。41歳が圧倒的な投球でナインを鼓舞した。

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