大瀬良開幕アウト、復帰は4月下旬か
広島は25日、右肘の違和感を訴えた大瀬良大地投手(24)について、検査結果を発表した。広島市内の病院でレントゲンやCT、MRIなどの検査を受け、総合的判断として、23日に「右肘の内側側副靭帯(じんたい)の部分損傷」と診断されたという。
安静加療期間は2週間。その後、スローイング再開の可否が判断される。松原チーフトレーナーは「この状況で開幕に合わせるのは難しい。残りのシーズンで、いい状態で復帰してもらうために、再発しない方法を考えていく」と説明。開幕アウトが正式に決まった。
26日からマツダでリハビリを開始する予定。緒方監督は「検査結果は最悪のものではない。沖縄に来て外れた時点で(開幕は)ないと思っている」と話した。順調なら4月下旬から、5月上旬にも復帰できる見込み。慎重に段階を経ていく。